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考える力は日常の接し方で身につけることができる


探究ラボの授業で、一番大変なのは、

私が掲げた大きなテーマから、自分のテーマを

決め、それを探究するためにはどう進めて

いけばよいかと考えること。

この工程が一番疲れると、ほとんどのラボ生が

言います。

おそらく、考える機会が少ないからでは

ないでしょうか。

もちろん授業では、何度も何度も

「どう思う?」「どうしたらいいかな?」

「これとこれ、どっちが良いかな?」

などと質問されるので、段々慣れてはきます。

が、毎日の生活でも身につけることが出来るので、

試してみてはいかがでしょうか。

・おやつをそのまま与えるのではなく、

 これとこれ、どっちが良い?と選ばせる。

・外食をする際、ママはさっぱりしたもの、

 パパはお腹が空いているからたくさん食べたい

 のだけれど、どこに食べに行けば良いかな?と

 外食先を決めてもらう。

・シャンプーやボディーソープ、洗濯洗剤などを

 買うときに好きなものを選んでもらう。

・自分が食べられる分だけ、ご飯をよそってもらう。

・人数分のお箸やスプーン、フォークなどを用意

 してもらう。

等々、あげればキリがありません。

子供たちは見た目は小さくて頼りなく見えますが、

りっぱな人間で、本当は考えたくってしょうがないはず。

ただ、色々とやってもらったり、現代のおもちゃの

ように工夫する必要がなかったりで、楽な方に

流れているだけではないでしょうか。

普段の生活で考えることが少ないのに、学校の

勉強や宿題、自宅学習や試験の時だけ考えさせよう

としても難しいです。

勉強を進んでやったり、楽しんでプリントに

取り組んでいる子は、次の段階にいっている

お子さんだと思います。

また反対に、与えられた勉強やプリントを

難なくこなしても、生きる力がなければ社会では

役に立ちません。

まずは普段の生活でたくさん考えたり、選択したりする

機会を与えてあげて下さればと思います。

それでは今日も素敵な一日となりますように。

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