top of page

手先を器用にする生活動作










今日は少し風が強かったですね。

こちらの地域は県民の日でしたが、

皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか。

 

さて、今日は「手先の器用さ」について

少しお話したいと思います。

 

手先、つまり指先を器用に動かすためには

次の3つの段階があります。

 

⒈肩や手首の機能を育てる段階

⒉手のイメージと5指の分離(役割分担)を育てる段階

⒊両手の協調運動を育てる段階


1の「肩や手首の機能を育てる」生活動作には、

・少し重たいものを持つ

・雑巾がけ

・梱包材のプチプチを潰す

などがあります。

お買い物に出かけた時にお子さんに持って

もらったり、大掃除の時等に雑巾がけを

手伝ってもらうのも良いかもしれません。

プチプチは荷物が届いたら潰して遊びましょう^ ^

 

2の「手のイメージと5指の分離(役割分担)を育てる」

生活動作には、

・生クリームを絞る

・みかんの皮やゆで卵の殻を剥く

・自動販売機に小銭を入れる

・ファスナーの開け閉め

などがあります。

おやつやケーキを作った時に生クリームを

絞ってもらったり、自動販売機で飲み物を

買う時に、お財布からお金を出して入れて

もらうと良いと思います。

最初は失敗したり遅かったりして大変かも

しれませんが、お箸を使う・鉛筆を持つ等の

動作につながるので、時々取り組んでみて

くださいね。

 

3の「両手の協調運動を育てる」生活動作には、

・紙パックのジュースにストローをさす

・ペットボトルの蓋を開ける

・ほうきでちりとりにゴミを入れる

などがあります。

小さいお子さんには絶対にやらせたくない

紙パックジュースにストローをさすという動作。

でも、「支える手」と「操作する手」に

役割分担をして、同時に動かす必要があるとともに、

押さえ過ぎてしまうとジュースがこぼれてしまうので、

微妙に調整しないといけない。

この微妙な力加減をしながら同時に動かすことが

様々な道具を使うことにつながってくるので、

親御さんの余裕のある時にでもぜひやってみて

くださいね。

 

色々と書いてきましたが、この動作がこれにつながる。

なんて思われなくて良いので、できるだけ

色々なことをさせてあげられると良いのではと思います。

 

それでは今日もゆっくりおやすみくださいませ。

Comments


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
bottom of page