子どもは「自分で考えたい生き物」
今朝早くに(といっても夜中ですが)、
こちらでは地震がありました。
なんとも言えない地響き?が聞こえ、
一瞬にして「これは大きい地震になる!!」
と思い、娘たちに声をかけましたが、
意外と直ぐにおさまってくれて、ホッと
胸をなでおろしました。
本当に良かったです。
が、もういつ大きな地震が起きても
おかしくないですから、防災用品等の
備えだけでなく、心の備えもしておかなくては
と改めて思いました。
そんな今を生きている私たち。
そして子供たち。
「生きる力」が大切だなぁとつくづく
思いました。
何かあった時に自分で考えて動ける力。
問題を解決する力。
違いを認め、協働する力。
等々、知識の詰め込みだけでは得られない力が
どう考えても必要だと思います。
かなりマスコミ等でも言われているので、
「そういう力が必要」ということは周知されて
いると思いますが、でも実際はまだまだ知識の
詰め込みが重要視されています。
「日本の若者たちはマニュアル通りにしか動けない」
「日本の学生は、言われたことをするのはうまい
けれど自分で考えるのは苦手」
などとも言われます。
「頭がいい」=「記憶力がいい」=「パターン化
された思考が出来る」ことだと刷り込まれている
ので、「考える力」は軽視されてきたのでしょうね。
「考える力」をつけないで育つと、どういう大人に
なるのか。。。
筑波大学附属小学校前副校長の田中博史先生は、
「子どもたちは小さくても『自分で考えたい』
生き物である」ことを前提としたうえで、
「自分で考える前に先に決められてしまう生活を
繰り返していると、自分で決めないですぐに
ほかの誰かを頼るようになる」とおっしゃって
います。
考えることができなければ、アイデアも
浮かばないですし、決断も出来ない。
→自分の人生を自分で切り開いていくことが
出来なくなるのではないでしょうか。
(決められた人生なら歩んでいくことが
できるのでしょうが。)
小さいお子さんはもちろん、高学年や
中学生・高校生のお子さんでも構いません。
直ぐにでも訓練(というより親の関わり方を
変えるだけかな?)をしてあげて下さい。
その方法は明日にでもお伝えしますね。
それでは今日も良い一日となりますように。
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