ただ偶然に命をつないだ訳ではない
今日はとてもじんわりときたお話を
お伝えしたいと思います。
今年9月、宮崎市の小学校で男子児童が
給食中に突然倒れて、心肺停止になりました。
担任の先生が状態を確認し、すぐにクラスの
生徒に「誰か職員室に電話して!!」と言い、
「自分が動かなくては」と思った生徒さんが
職員室に電話し、隣のクラスの先生が駆けつけ
心臓マッサージ、119番に連絡しつつ、AED
による電気ショック、心臓マッサージをし続け、
男子生徒は意識を取り戻して、救急隊に引き渡され
ました。
素晴らしい連携で、感謝状も贈られたそうです。
児童には後遺症もなく、現在も学校に通って
いられるということです。
記事では、命を繋いだとっさの素晴らしい連携。
で終わっていますが、実は、その男子生徒が、
入学した時から学校では訓練をしていたそうです。
心臓に疾患を持った生徒さんが入ってくるからと
いうことで、毎年訓練を続けていたとのこと。
その皆さんのお気持ちが本当にあたたかくて、
胸にぐっときました。
「隣の教室に移動しなさい」と指示された生徒たちも
静かに移動していたそうです。
ただ偶然に連携して命を繋いだ訳ではなく、
そこには皆さんのあたたかい気持ちと、しっかりとした
備えがあったからではないでしょうか。
それでは今日も良い一日となりますように。
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