「考える力」をつけるには…
さて、昨日のブログの続きです。
昨日のブログはこちらから。
「考える力」をつけるには?
でしたね。
まずは
<やってはいけないNG行為>から。
⒈ 正解を与える
困っている我が子を見て、直ぐに正解を
教えてしまうと、「わからない」と
言えば、大人をはじめ誰かが教えてくれる
と思うようになり、「考える」のを
やめてしまいます。
⒉ イライラして急かす
急かされた子どもは、じっくりと考える
ことができなくなります。
とは言っても、忙しい毎日。
イライラしますよね?そんな時は、
「考える力」を養っている時期だからと
思い、一呼吸入れましょう。
⒊ 「どうして?」攻撃から逃げる
子どもって、親に「どうして?」
とよく尋ねてきますよね^ ^;
そんな時、つい「あとでね」
「ちょっと待って」「今忙しいから…」
などと流してしまいませんか?
でも、少し手を離せる状況であれば、
答えてあげて欲しいのです。
そして、答えにくい質問であれば、
一緒に「どうしてかな?一緒に考えようか」
と言って、向き合ってあげて欲しい。
もちろん本当に手を離せないことも
あるので、その時は「今、◯◯している
から、◯◯が終わったら一緒に考えよう」
と伝えれば分かってくれるはずです。
次に
<「考える力」を伸ばすために親ができること>
⒈ 「なぜ?」とたずねて論理的思考を探求させる
「なぜそう思うの?」「どうして◯◯が欲しいの?」
と聞くことで「考える」きっかけが生まれます。
教育評論家の石田勝紀さんによると、「人間は
『なぜそうなの?』『なぜだと思う?』
『どうしてこうなんだろうね?』と問われると
考えるようになる」とおっしゃっています。
例えば、「このペンはどこで買ったの?」と
聞けば、「◯◯文房具店で買った」と事実を
述べるだけで良いので、考えることはしません。
これを「どうしてこのペンを買おうと思ったの?」
と聞けば、どうしてだったかな?と考えますよね。
こういう質問を日常でしてあげると、子供たちの
「考える力」はぐんぐん伸びていくと思います。
⒉ 親が「考える姿」を見せる
やはり子どもは親の背中を見て育ちます。
わからないことが合った時に、考えもせず、
Google検索で答えを出すのではなく、
「なんでかな?」「どうしてこうなっているかな?」
などとぶつぶつ言って考えている姿を見れば、
子どもも考えるのが当たり前と思うようになる
でしょう。
他にも方法は色々とあるかと思いますが、
まずは上記を試してみてはいかがでしょうか。
今までとは異なる時代を生き抜いていかなくては
ならない子どもたちが、少しでもより良い人生を
歩んでいけますように。
それでは今日も素敵な一日をお過ごしください♡
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